ネットショップを始めたり、運営を続ける中で多くの人が迷うのが、ShopifyとBASEの違いです。
個人でショップを運営していると、
「世界観を整えたい」
「値下げに頼らずに売りたい」
「SNS以外の集客も考えたい」
という悩みから、BASEからShopifyへの移行を考える人も多いのではないでしょうか。
この記事では、BASE・Shopifyの公式情報をもとに両者の違いを整理しながら、どっちが売れるのか、そして移行の目安まで分かりやすく解説します。
結論|ShopifyとBASEの違いは「売れ方」と「伸ばし方」

ShopifyとBASEの大きな違いは、「いつ・どのように売れるか」にあります。
BASEは“最初の1件が売れやすい”サービスで、
Shopifyは“売れ続ける仕組みを作りやすい”サービスです。
- BASE:月額0円で始めやすく、SNS中心で売れやすい
- Shopify:固定費はかかるが、SEOや広告で伸ばしやすい
つまり、小さく試すならBASE、ショップを育てるならShopifyという違いが生まれます。
【一目でわかる】ShopifyとBASEの違い
| 比較項目 | BASE(スタンダード) | Shopify(Basic) |
|---|---|---|
| 初期費用 | 0円 | 無料体験あり(その後3か月間は月額¥150) |
| 月額費用 | 0円 | 年払い:月額3,650円(年1回請求) |
| 売れたときの費用 | BASEかんたん決済:3.6% + 40円(Amazon Pay / PayPal:4.6% + 40円)+サービス利用料 3% | オンラインカード決済手数料:3.55% + 0円(Shopify Payments 利用時) |
| 条件つきの手数料 | PayPal / Amazon Pay:上記手数料が適用(決済方法により料率が異なる) | 外部決済サービス利用時:Shopify取引手数料 2%(Basic) |
| 売れやすさ | SNSで初速が出やすい | SEO・広告で伸ばしやすい |
| デザイン自由度 | 低〜中 | 高い |
| 拡張性 | 限定的 | 高い |
| 運営の方向性 | 小さく試す | 育てて伸ばす |
| 公式リンク |
BASE:料金プラン・手数料 BASEヘルプ:スタンダードプラン |
Shopify:料金プラン Shopifyヘルプ:手数料と費用 |
ShopifyとBASE、どっちが売れる?売れ方の違い
「結局どっちが売れるの?」と迷う人は多いですが、結論は“売れ方が違う”です。
BASEは「最初の1件」が売れやすい
BASEは無料で始められるため、ネットショップ初心者でも参入しやすいのが特徴です。
- SNSで紹介してすぐ売れやすい
- 小規模でも運営しやすい
- 初期コストがかからない
まずは「売れるか試したい人」に向いています。
Shopifyは「売れ続ける仕組み」を作りやすい
Shopifyは長期運営を前提に作られているため、次のような「伸ばす施策」が取りやすいのが特徴です。
- SEOで検索流入を増やす
- 広告運用を本格化する
- リピーター施策(顧客管理・メルマガ等)を整える
SNSだけに頼らず、集客の柱を増やして安定して売る方向に向いています。
料金・手数料の違い(スタンダード/Basic)
BASE(スタンダード)
BASEのスタンダードプランは、固定費がかからず、商品が売れたときにのみ費用が発生します。
- BASEかんたん決済 手数料:3.6% + 40円(Amazon Pay / PayPal:4.6% + 40円)
- サービス利用料:3%
売上が出るまでコストがかからない点は安心ですが、売上が増えるほど手数料負担が大きくなる仕組みです。
Shopify(Basic)
ShopifyのBasicプランは、月額費用がかかる代わりに、販売・運営の土台となる機能が揃っています。
- 月額費用:3,650円(年払い)
- オンラインカード決済手数料:3.55%(Shopify Payments 利用時)
- 外部決済サービス利用時:取引手数料 2%
売上が伸びても、コスト構造が把握しやすいのが特徴です。
SNS連携
| BASE | Shopify | |
|---|---|---|
| SNS連携 |
|
|
BASEには、noteで自社商品を紹介できる連携機能があるのが特徴です。SNS中心で集客する場合は、BASEの導入ハードルの低さも魅力になります。
決済方法の違い
| BASE | Shopify | |
|---|---|---|
| 決済方法 |
|
|
決済方法としてはShopifyの方が種類は多いのが特徴です。
※Amazon PayはShopifyでの利用が2025年1月に停止されています。
BASEのメリット・デメリットって?

BASEは、これからネットショップを始める人にとってハードルが低いサービスです。一方で、運営が軌道に乗ってくると気になる点も出てきます。
BASEのメリット
- 月額費用がかからず、固定費の心配が少ない
- 管理画面がシンプルで、設定に迷いにくい
- 小規模・少商品数なら運営の手間が少ない
- まずは「売れるか」を試しやすい
BASEのデメリット
- 売上が増えるほど、手数料負担が大きくなる
- デザインや構成は工夫できるが、自由度には上限がある
- ショップを拡張したくなったとき、できることが限られる
Shopifyのメリット・デメリットって?
Shopifyは、長くショップを運営していくことを前提にしたサービスです。できることが多い分、コスト管理は必要になります。
Shopifyのメリット
- デザインや構成の自由度が高く、世界観を表現しやすい
- 商品数が増えても、ショップ全体を整理しやすい
- 越境EC(海外販売)に対応
- 集客や改善の選択肢を増やしやすい
- 売上が伸びても、コストを把握しやすい
Shopifyのデメリット
- 月額費用がかかる
- 機能が多く、最初は慣れが必要
- やりたいことを増やすほど、有料アプリの費用がかかる場合がある
BASEがおすすめな人はこんな人!
BASEは、次のような段階の人に向いています。
- これから初めてネットショップを開く
- 固定費をかけずに、まずは売れるか試したい
- 商品点数が少なく、運営をできるだけシンプルにしたい
- コーディングやデザインの知識がなく、直観的に作成したい
- SNS中心で集客する予定
Shopifyがおすすめな人はこんな人!
Shopifyは、ショップを「育てていきたい」と考え始めた人に向いています。
- 商品数が増え、ショップ全体を整えたくなった
- 値下げではなく、世界観や信頼感で選ばれたい
- 制限なく、高度なデザインカスタマイズを行いたい
- SEOや広告など、集客の幅を広げたい
- 本格的な事業として成長させたい、将来的にもショップを続けていきたい
もし今、ショップを「育てていきたい」「世界観を大切にしたい」と感じているなら、実際に触ってみるのが一番早い判断材料になります。
BASEからShopifyに移行すべき目安は?
Shopifyへの移行は、「売上がいくらか」だけで判断する必要はありません。ただし次の条件が揃っているほど、Shopifyへ移行するメリットは大きくなります。
- 利益率が高い(仕入れコストが低い、または単価が高い)
- 安定した注文数がある(月に数点〜十数点でも継続して売れている)
- 目安として、月商15万円以上が安定している
- デザイン・ブランド感・SEO・決済の信頼性など、Shopifyの強みを重視したい
- 将来的に拡大予定がある(在庫増、商品数増、販路追加など)
移行チェックリスト
- 月5件以上の注文が安定してきた
- 手数料がもったいないと感じ始めた
- ショップの世界観を整えたくなった
- SNS以外の集客も考えたい
- 長く続けるショップにしたい
2つ以上当てはまるなら、Shopify移行を検討するタイミングです。
まとめ|ShopifyとBASEの違いを理解して、後悔のない選択を
ShopifyとBASEの違いは、単なる使いやすさの比較ではありません。売れ方と伸ばし方の違いです。
固定費0円で小さく始めたいならBASE、長く続ける前提でショップを整えていきたいならShopify、という考え方で選ぶと後悔しにくくなります。
もし今、「もっとお店らしくしたい」「このショップを育てていきたい」と感じているなら、Shopifyを一度試してみるのも一つの選択です。
Shopifyが気になる場合は、無料トライアルで自分のショップに合うかを確認してみてください。
