韓国子供服セレクトショップ 𝐂𝐰𝐭𝐜𝐡 𝐂𝐥𝐨𝐬𝐞𝐭(くちゅくろーぜっと) を運営する桐ヶ谷さんに、ショップ誕生のストーリーや育児との両立、お客様への想いについてうかがいました。
言葉の端々からお客様を大切にされていることが伝わり、とても印象的なインタビューでした。

1. お店を始めたきっかけ
── tocotoco: まずは、お店を始めようと思ったきっかけを聞かせてください。
桐ヶ谷さん:
「元々、しまむらなどプチプラの子供服を見るのが好きで、購入品を記録するInstagramをやっていました。
そのうち、個人運営のネットショップを見るようになり、
- 普通のママでもネットショップをしているんだ
- どうやって始めているんだろう?
- こんな可愛いショップ、わたしもやってみたい!
と思うようになったんです。
オーナーさんや友人に相談して、ネットショップスクールを知り受講し、オープンしました。
当時は韓国子供服の知識はゼロでした(笑)」
── tocotoco:
Instagramがきっかけだったのですね。
“可愛いショップを自分もやってみたい”というワクワクが、そのまま一歩につながったの、とても素敵です…!
2. 副業としての運営と、大変だったこと
── tocotoco: 本業もありながらの運営、本当にすごいです。スタート当初はどんなことが大変でしたか?
桐ヶ谷さん:
「本業はフルタイム勤務で、今は育休中です。意外にも育休前のほうが運営しやすかった気がします。
一番の悩みは、“どうやってお店を知ってもらうか”でした。競合が多い中で、くちゅくろーぜっとを選んでもらうために、
- 取り扱いアイテムの変更
- #くちゅくろこーで の企画
- イベントの開催
など、とにかくできることを全部やってみました。
最近は“フォロワーを増やす”よりも、今いるお客様を丁寧に大切にすることが未来の売り上げにつながると感じています。
ブランド知識も最初はなく、アンバサダーさんに教わりながら覚えていきました。ブランドさんとのやりとりも、経験で慣れてきました。
(韓国語は今も読めませんが…笑)」
── tocotoco:
試行錯誤を重ねながら、“自分のお店を選んでもらうための工夫”を続けてきたんですね。
今いるお客様を大切にしていくという姿勢、本当に素敵です。

3. 育児とショップ運営の両立
── tocotoco: 育児の真っ最中で、作業時間の確保も大変ですよね…。1日の中で、いつ作業されていますか?
桐ヶ谷さん:
「朝、上の子の保育園準備の合間…と言いたいところですが、ほぼ時間はありません(笑)
下の子のお昼寝中や、夜23時以降がメインです。
上の子はよく寝るタイプだったのですが、下の子は抱っこじゃないと眠れない日も多くて…。
集中できる時間をつくるのが難しいです。
会社員時代は、通勤時間と休憩時間をほぼDM対応やSNS運用に使い、寝かしつけ後が梱包タイムでした。」
── tocotoco:
本当に“大変”のひと言では片付かない毎日ですね…。
そんな状況でもショップを続けているのは、本当に尊敬です。
4. 忙しくても続けられた理由
── tocotoco: それでも続けてこられたのは、やはりお客様の存在が大きいのでしょうか?
桐ヶ谷さん:
「完全にお客様のおかげです。
『ゆかりんから買いたい』
『くちゅくろーぜっとだから買いたい』
といった言葉をいただけることが、力になっています。
購入だけでなく、日常や子育ての雑談をしながらお買い物してくださる方も多いので、
“ママとしてのつながり”を感じて、すごく嬉しいです。
アンバサダーの子たちにもいつも助けられています。」
── tocotoco:
その言葉は宝物のようですね。
お客様との距離の近さや信頼関係が、くちゅくろーぜっとの魅力にもつながっているのだと感じます。
5. セレクトの基準と、大切にしている想い

── tocotoco: お洋服を選ぶときに、大切にしていることを教えてください。
桐ヶ谷さん:
「お店のコンセプトは 『ぎゅっと抱きしめたくなる子供服』。
ショップ名“cwtch”はウェールズ語で“hug”という意味なんです。
子ども服はすぐサイズアウトしますが、
『よく着せたよね』
『あの時のお出かけの思い出の服だね』
と、思い出が蘇るような服を届けたいと思っています。
甘すぎるラブリー系やストリート系ではなく、
日常になじんで、男女兄弟でもお揃いしやすい柔らかい雰囲気を意識しています。」
── tocotoco:
“思い出の服”って、とても素敵な表現ですね。
ただ着るだけではなく、その時期の記憶までそっと寄り添ってくれるような洋服…まさに cwtch(ハグ)のイメージにぴったりだと感じました。
6. 今後の目標
── tocotoco: 最後に、これからのお店の夢を教えてください。
桐ヶ谷さん:
「最終的には、兼業ではなくショップ運営を本業にしたいです。
大変なこともありますが、それ以上に可愛いお洋服に触れたり、お客様とつながれたり、
“幸せなお仕事”だと思っています。」
── tocotoco:
桐ヶ谷さんの想いを聞いて、くちゅくろーぜっとが多くの方に愛されている理由がよく分かりました。
これからのご活躍も、とても楽しみにしています。
編集後記(tocotoco)

インタビューを通して感じたのは、
𝐂𝐰𝐭𝐜𝐡 𝐂𝐥𝐨𝐬𝐞𝐭は「可愛い子供服のお店」であるだけでなく、
“お客様とのあたたかなつながりから生まれているショップ”だということ。
忙しい日々の中でも真摯に向き合い、ひとつひとつ丁寧に積み重ねてきたことが伝わるお話でした。
これからも、“ぎゅっと抱きしめたくなるお洋服”が多くのご家族に届きますように。
インタビュー:2025年10月
